日時 5月24日(日)8:30~13:00
〔ジュニア科学塾 開講式〕 今年度のテーマ:数と量から探る自然のメカニズム 時間 8:30~9:00 場所 教育学研究科3階 C320 平成27年度受講生:24名 中3 5名(女子4名,男子1名)全員昨年度からの継続受講生 中2 10名(女子4名,男子6名)7名昨年度からの継続受講生 中1 9名(女子5名,男子4名)全員新規受講生 開講式出席 23名 挨拶:公益財団法人マツダ財団事務局長 魚谷滋己 挨拶:センター長 林武広教授 〔第1回講座〕 講座名:「測る」を数学する 日 程:9:00~13:00 場 所:教育学研究科3階 C320 講 師:広島大学大学院教育学研究科名誉教授 岩崎秀樹先生 参加受講生:23名(中3 5名, 中2 10名, 中1 8名) 内 容:配布資料より P1 論より証拠 P2 数の発明 P3 人類なら誰もが行う6つの数学の活動 P4 プロクロス原論第一巻の注釈 P5 ニュートンの世界像 P6 本質的に示すことのできないもの P7 数と量そして「数える」ことと「測る」こと P8 もみの木の高さ P9 Who is it? P10 ウサイン・ボルトの伝説 P11 回帰直線 資料 バビロニアの粘土板YBC7289 受講生は, ◯ 測ることができるものは,単位があり,それにもとづいて計算するもので,測ることができないものは,いくら割ってもわりきえることができないもの。測ることができるものよりもできないものの方が桁違いに多いということが分かった。 ◯ 数学というものは,もともと実用的なものであり,それを学問として発展させたのが今の数学である。2つの量の間にある共通単位で見つけて表すことが「測る」ということである。 ◯ 「測る」とは「単位を決めて量を数値化すること」である。また,この考えにもとづくと,世の中は測れないものの方が測れるものよりはるかに多いということが分かった。 ◯ 世の中にあるものの大半は割り切れない。正確には測れないもので,それらはいわゆる“無限”である。∞ 人類の先輩方が考え出した“数える” “計算する”という,すばらしい知能をつかって,環境にも気を配りつつ,よりよい世の中を築くのはこれからも私たちの課題となるでしょう。岩崎先生,「わかりにくかったかな」と心配されていたみたいですが,とてもわかりやすかったです。 ◯ ガリレオは思考実験をした。(理屈で示そうとした) 例えば,地球は本当に宇宙の中心であるのかということで,天体観そくをし,データを探りはじめた。データを探るということは“測る”という行為をすることだと思うので,疑問をもっと“測る”ということにつながると考えた。 などとまとめていました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by wakupuro
| 2015-06-08 18:01
| ジュニア科学塾
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