ジュニア科学塾第2回講座の二日目です。この日は上帝釈から唐門,雄橋,魚断渓までのルートを歩きながら,帝釈峡の植物や動物(貝類)についての解説を受けながら観察をしました。
動物(貝類)の解説は鳥越兼治先生,植物の解説は石橋昇先生が担当しました。帝釈峡一帯は多様な動植物の宝庫であり,この地域でしか見ることのできない種も生息しています。植物についてはルート沿いに見られる植物の名前を確認しながら観察をすすめ,動物については所々で貝類を中心に観察を行いました。ルートの入口近くではセトウチマイマイばかり見られましたが,渓谷に入るとサンインマイマイが多く見られました。 その後,帝釈峡の固有種であるタイシャクギセルを観察した後,少しや山の中に分け入って全長が2mm程度の微小貝の観察も行いました。 その後,ルートに戻り川の中に生息しているカワシンジュガイも観察しました。カワシンジュガイは冷たい水の中でないと生息できないため,帝釈峡が生息域の西限であり,南限となっています。帝釈川は夏でもかなり水温が低く,たくさんのカワシンジュガイが生息していました。 あとは,植物を観察しながら雄橋,魚断渓まで進み,そこから引き返して今回の野外観察は終了しました。 昨日の疲れもあってか,帰りのバスではご覧の通りです。 皆さんお疲れ様でした。ただ,レポートは早めに提出して下さいね。
by wakupuro
| 2011-08-07 17:15
| ジュニア科学塾
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